2018年10月12日金曜日

マーケティングコンサルと働き方改革

佐藤基さんをはじめ知ってる方々が「onne」というマーケティングコンサルチームを立ち上げました。
面白い試みです。
そして今後、マーケティングのコンサルを外部にお願いする事例って結構増えそうな予感がします。

ゲーム事業はボラティリティが高いので、ヒットタイトルが既にあるか、あるいはヒットまではいかなくても複数運用しているタイトルがないと常設で専任のマーケターを置くことがコスト的に厳しく、意外とそれができる会社って限られているんじゃないでしょうか。

この場合、プロデューサーやプランナー、あるいはビジネスサイドの人材が兼任でマーケやることになると思いますが、どうしてもノウハウ的にも手数的にもやれる施策が限られてしまう。
そんな時に外部からノウハウとリソースを持ってくるってのはありかなと。

あとは専任でマーケターが居たとしても、その会社、担当がはじめて経験するような大型施策(TVCM・Youtube生放送・オフラインイベントなど)時に、代理店側ではなく自分達側にたってくれるパートナーが居ると心強いみたいなケースもあるかと思います。

いままでは広告代理店が一部こういったコンサル的な機能をカヴァーしてた部分もあります(広告予算に紐づくのでボラティリティが高い中、人材のアウトソースという意味で合理的な側面もある)。
しかし、ペイドプロモーション外の施策については彼らが汗をかく動機が乏しく、また昨今はコミュニティ施策などペイドプロモ外の領域の重要性が増しつつあります。
専任のマーケターが居て、代理店にはペイドの部分だけを任せるならうまく使えばいいだけですが、マーケティング全体は代理店には任せられないので、もし内部に専任のマーケターがいない場合はコンサルに依頼した方が良いってことですね。

いや、もしかしたら広告代理店のお金の取り方としても、マージンではなくコンサル型というかマージン以外でお金を取る事例も今後増えるのかも。
マージンの場合、どうしても広告費を"消化"する方向に力が作用する(最悪な場合メディアやネットワークと結託してアドフラウドに加担する場合もありうる)のと、上でも書いた通り、広告に紐づかない施策へのモチベーションがわかない点があって、マーケ全体を見る観点では弊害がある。

(そういやちょっと前だけど代理店のコンサル化みたいなこと言われてたな→『総合広告代理店とコンサル会社は、日本でも激突することになる』)

ちなみに!・・・ですが、実は僕が所属するmedibaでは、この10月より副業が解禁になりました。
社員に副業をさせるのを嫌がる会社も多い中、懐が広い!大変ありがたい話です。働き方改革です。
そんな訳でございまして、実は僕も始めようと思ってます。
もちろんお金の為もありますが、本業とのシナジーも考えてます。

不肖僕ですが、前職で数億円ヒットのタイトルのデジタルマーケやTVCMなど一通りと、現職でゲームメディア・ストアの企画運営をしてきたので、個人としてはスマホゲームにおけるマーケティングコンサルや、メディアの企画、営業企画なんかをやっていこうと思ってます。
もし需要ある方はお問合せください!(すいません、宣伝でした笑)

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