2018年4月20日金曜日
業界の痛みとG3
お久しぶりです。
最近何かと出張が多く不摂生しがちな近藤です。
新年の抱負で「このブログを更新する」と書いたものの滞っている。。。
たいそうなことを書こうとすると筆が止まるので、もうちょいライトに色々書いてこうと思います。
■業界の痛み
いろいろなゲーム会社の人と会ったり、また業界のニュースや記事をみて感じる最近の業界の痛み。
その根っこにあるのが、
「市場が成熟期に入り、投機性は依然として高いまま利益率が下がってきており、事業継続の難易度が極めて高いこと」
なのだと感じています。
早期段階でのユーザのファン化、IP戦略、アウトバウンド、セカンダリビジネス、他プラットフォーム展開、ブラウザゲームなどなど、
最近よく聞くキーワードは結局は全てそこに対する処方箋なのかな、と。
で、その文脈から見たときに色々と凝縮されているなと思った記事↓
Nintendo Switch版開発決定! ストーリー1.5部後編の情報も明らかに。“『アナデン』まつり2018春”最新情報まとめ
記事の内容としては、
・ライブ開催
・オリジナルグッズ登場
・コラボカフェ開催
・攻略本製作
・海外向けリリース
・Nintendo Switch版開発決定
となってます。
まず、下記に関して。
・ライブ開催
・オリジナルグッズ登場
・コラボカフェ開催
・攻略本製作
→ファン化に関してやるべきことを全てやりにいっている感じ。非常に丁寧です。
逆に言うと、やるべき施策がとにかく多いことがわかる。
人手もかかれば、コストもかかる。ヒット作の維持って本当に大変!
・海外向けリリース
→勝負できるタイトルとわかれば面を広げにいく。
日本国内は飽和してるんだから世界。
そしてそれが出来るタイトル、会社は限られている。
・Nintendo Switch版開発決定
→これも面積を広げる面と、あとはファン化だったり、休眠の呼び戻しもあるかもしれません。
いやぁ、それにしてもしばらくアナデンから離れてた(卒デン)んですけど、スイッチ版出るならやりたいなぁ。。。
娘に買ってあげる体で、我が家もスイッチ導入かな。。。
そうそう、アナデンで思い出した。
先日、mediba主催でゲーム業界向けのセミナーをやったんですよ。
ちなみにセミナー名はG3(Game Genius Gathering)という中2感のある名称です。
初回はアナデンの高プロデューサー、オセロニアの香城プロデューサーを招いて登壇していただきました。
(当日の様子)
たまたまなのか、高さん香城さんが気を使っていただいたのか、内容的にも高さんはゲーム制作からリリース初期のマーケティングの話で、香城さんが主に運営とファン化の話で対照的で面白かったです。
来ていただいた方々からの評価も上々でしたので、気をよくして続けて行こうと思います。(初回が良かったのでハードルが高いけど、頑張ります!)
こんな内容がいい!とか、この人の話聞きたいとかあったらメッセーじください。善処いたします。
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